不妊治療でよく聞く略語アルファベット26選

こんにちは、kayoです。

Twitterでも色々みかける不妊治療のアルファベットの略語。

最初は分からなくて「なんだこりゃ?どんな意味?」となることも多いですよね。

私も皆さんに伝わりやすいようにブログやTwitterではなるべく日本語呼びで書いていますが

略語で書くとカッコいいかもと思う時もあったりしてf(^ー^;

そこで今回は《不妊治療でよく聞くアルファベットの略語 26選》を

自分の勉強も兼ねて調べてみました!

※ネットで調べたものを要約したりクリニックの先生から説明受けたことを基に書きましたが、皆さんが理解しているものと違うかもしれません。ご容赦ください。

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不妊治療でよく聞く略語アルファベット 

AIH(IUI)

人口授精のことで排卵時期に人工的に精子を子宮内に注入する方法。

精子は良好な運動精子を選んだり濃縮したりして使用する。

厚生労働省の調査では5~6回で妊娠できなければ、それ以上続けても人工受精では妊娠することが難しいことが明らかになっている。

精液提供者が配偶者である人工授精の場合AIHと呼び、精液提供者が非配偶者である人工授精はAIDと呼ぶ。

※レポートあります。

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ALICE検査

感染性慢性子宮内膜炎検査のこと。

子宮内膜炎は不妊症の女性の約30%の方が罹患し、習慣性流産の方に関してはその数は60%にもなると言われている。 

慢性子宮内膜炎は、細菌が子宮の中の基底層にまで入って感染が起きています。

基底層は月経ではがれないため自然には治りません、治療が必要。

AМH

アンチミュラー管ホルモンのことで、自分に残存する卵胞の数を推測できる値。

女性の卵巣予備能を知る指標。

不妊治療専門クリニックでは初診の検査項目に含まれていることが多い。

AHA

アシステッドハッチングのことで、受精卵が透明の膜から出て着床しやすくなるようにふ化を促進する技術。

kayo
kayo

私の時は「年齢が高くなると透明の膜も硬くなってふ化しにくい場合があるから、やった方がいい」と言われました。

BT

胚盤胞移植のこと。

Twitterでよく出てくるBT5とかっていうのは、胚盤胞移植後5日目ってことらしい。

E2

エストラジオールという卵胞の成熟によって発生するホルモン。

卵巣から分泌されて頸管粘液を増やす作用がある。このホルモン値を測定することで卵胞の発育状態を予測できる。

ET

胚移植のことで、体外受精のときに受精卵を子宮に戻すことを指す。

一般的には受精後2~3日後にする初期胚移植と、5~7日目まで培養して胚盤胞を移植する後期胚移植がある。

EMMA検査

子宮内膜の細菌バランスのこと。

それが崩れると治療成績不良に関連するそうです。

特に乳酸菌系であるラクトバチルスが少ないと、不妊の一因になるそう。

どの位違うかというと、、、

ある研究では乳酸菌90%以上と90%以下を比べた場合、妊娠率にして2倍、妊娠継続率にして4倍くらい違うそうです。

恐ろしや。。。

ERA検査

子宮内膜着床能検査のこと。

受精卵が着床できる子宮内膜の受け入れ可能な時期を“着床の窓”と呼んでいて、これが最適な日に移植をすることで着床の確率をあげることができる。

体外受精時、原因不明で繰り返し着床しないような場合には、この検査を行うことで遺伝子レベルで“着床の窓”を調べることができる。

ERA検査を受けた人の30%近くが“着床の窓”がズレていたという結果あり。

Twitterでみかける「窓ズレ」ってこのことね。

FT

卵管鏡下卵管形成術のことで、卵管内の癒着を剥離して卵管の通りを良くする治療法。

子宮や卵管にカテーテルを挿入し、バルーンを膨らませる。

FOH

機能性卵巣アンドロゲン過剰症のことで多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の本態。PCOS/FOHと併記されることもある。

卵巣内の男性ホルモンが上がることで、卵胞の発育が遅れたり排卵障害が起きる。服薬により対応可能。

hCG注射

hCGはヒト絨毛性ゴナドトロピンのことで排卵を促すホルモン。黄体化ホルモンの作用があるので、排卵誘発剤や黄体機能賦活剤として注射する。

また血液検査でhCG値をみることにより妊娠しているのか、妊娠が順調に経過しているのかを判断できる。

HSG検査

子宮卵管造影検査のことで造影剤を使用したレントゲン撮影検査。

子宮の入り口から造影剤を注入し、卵管の通りや形、卵管周辺の癒着の程度を知ることができる。

※レポートあります。

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IVF

体外受精のことで卵子と精子を体外に取り出して受精させること。採卵数を増やす目的で排卵誘発が行われることが多い。

ICSI

顕微授精のことで、正式には卵細胞質内精子注入法という。

顕微鏡下で精子を直接卵子の中に1個注入して受精させる。精子減少症や精子無力症や授精障害などの男性不妊の場合に用いられることが多い。

kayo
kayo

私のクリニックでは「精子所見で300万/ml以上であれば適応可、それ以下だと受精率が低いので顕微授精にするしかない」と言われました。

LH

黄体化ホルモンのことで、卵胞の成熟や排卵等を促すホルモン。排卵が近づくと大量の黄体化ホルモンを出して、排卵の直接的な引金になる。

この値から排卵時期を予測することもできる。

NIPT

母体血胎児染色体検査のことで、血液検査や羊水検査等で行ういくつかある出生前診断のうちのひとつ。NIPTでは13、18、21番染色体のトリソミーを発見することができる。(トリソミーとは染色体が普通2本なのに対して3本あること)

ちなみに

13番はパトー症候群。35歳以上の高齢出産に多いリスクで5000~12000人に一人の確率。重度の知的障害や身体的異常がある。生後一年の生存率は10%位。

18番はエドワーズ症候群。3500~8500人に一人の確率。身体的特徴や先天性疾患が多く出生して半数以上は生後一週間以内に死亡、生後一年の生存率は10%未満。

21番はダウン症候群。高齢出産の方が確率が高く、3000人に一人の高確率でもある。特徴的な顔立ちや知的障害あり。

OHSS

卵巣過剰刺激症候群のことで、排卵誘発剤によっておきる副作用の総称。卵巣腫大や腹水、乏尿、血液濃縮、血栓などが主で、重症化すれば入院が必要。妊娠すると重症化しやすい。

P4

黄体ホルモンであるプロゲステロンのこと。子宮内膜を着床可能な状態にするのに欠かせないホルモン。

PGS

着床前遺伝子スクリーニングのことで着床前診断のひとつ。受精卵の染色体の数の異常がないか調べられる。

診断を受けることで流産率を下げることができる。

PGD

着床前遺伝子診断のことで着床前診断のひとつ。特定の遺伝子異常の有無を診断する。

特定遺伝子疾患の素因のある場合が適応となる。

特定遺伝性疾患って沢山あるけど、ダウン症候群もその一つ。

つまり夫婦のうちどちらかがすでにトリソミーとかあって○○症候群なら該当するってこと。

それ以外の人が受けるのがPGS。

PCOS

多嚢胞性卵巣症候群のことで、多数の小さい卵胞があること。ほかにLH値が高い、AМH値が高い、血中男性ホルモンが高い、排卵障害などがある。

場合により排卵誘発剤を使用して改善を図る。

なかなか改善されない場合は腹腔鏡術や体外受精の適応となる。

POF

早期卵巣不全のことで40歳以前に卵胞が消失し閉経する病気。

TCR

子宮鏡手術のことで、内視鏡を子宮の入り口から挿入し、先端にある電気メスを操作してポリープや筋腫を切開・切除する手術。

子宮内の様子は、子宮鏡に内蔵のカメラからをテレビモニターで見ることができ、医師はその画面を観ながら処置を行う。

*レポートあります。

TESE

精巣内精子採取術のことで無精子症者の精巣から針などで採取すること。通常は凍結されて顕微授精に使用される。

TSH

甲状腺刺激ホルモンのことで、この値が高値だと不妊や流産の原因になる。

kayo
kayo

私は放置したために移植中止になったことあり。一ヶ月チラージン飲んだら18.9→1.68に下がって、移植適応可能になりました。

まとめ

聞いたことない言葉やご縁のない症状もありましたが、いかがだったでしょうか。

でも全て覚える必要はないですよね。

そもそも自分に関係のある言葉なら自然と調べているでしょうし

必要ないものなら覚えようとしても記憶に定着しないだろうと思うからです。

それでも新しい症状や検査を知ることで、少しでも早く妊娠にたどり着けるといいなあと思います。

※ネットで調べたものを要約したりクリニックの先生から説明受けたことを基に書きましたが、皆さんが理解しているものと違うかもしれません。ご容赦ください。

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