不妊治療専門クリニックへ転院!初治療の21周期目は顕微授精1回目。前編

こんにちは、kayoです。

初回検査を経てようやく治療にたどり着きました。

今周期に始められれば県の不妊治療助成金の対象になる。

43歳の誕生日までだから貰えても1回だけど、その1回に滑り込めそうです。

人口授精でダメだったからクリニックに来たわけで

体外受精をやるのかと思いきや、すっ飛ばして顕微授精になってました!

長いので前編・後編に分けてお伝えします。

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採卵前

まずは周期カレンダーです。

初回ということもあって刺激はしないで、自然周期での採卵→移植でした。

ここで驚きだったのが“基礎体温表はいらない”ということ。

婦人科では毎日忘れずつけて、それを目安に排卵時期を予測したりタイミングを取ったりしていたのに、ここのクリニックでは一切不要とのこと。

毎回必ず採血をして数値として確実にみていくから、というのが理由だそうです。

Day9 採血・内診

受診時は基本的に採血→内診→先生のお話→看護師とお話→会計の順番で進んでいきます。

大嫌いな採血を顔を背けながらやり

抵抗あるけどやらざるをえない内診を「そ~っとお願いしますよ~」と先生に声がけしながらやり

先生のお話タイム。

発声第一番は・・・

先生
先生

はい、お疲れさまでした~。ホルモン値もいいね。卵は割と良い大きさだけど、明日もう一回見せて

あ、あ、明日~⁉

急すぎない⁉

そんなこと言われても仕事休めないよ!

ていうか、明日急に休める仕事なんてある⁉

上司になんて言うんだよ?

等々、頭を駆け巡りましたが、助成金に間に合わせるためにはなんとしても今周期で採卵したい。

しばらく唸って“背に腹は代えられない”と明日も受診することにしました。

上司には「明日急用が入ったので午前半休させてほしい」と話しました。

プライベートにずかずか入ってこない上司なので、理由は聞かれずセーフ!

でも何回もこんなことできないし、カミングアウトも時間の問題だと思います。

お会計 9300円也。

Day10 採血・内診・点鼻薬・座薬

採血・内診・点鼻薬

採血と内診の結果、明日採卵ということになり点鼻薬2回と座薬4回の指示がありました。

明日採卵なんて、そんな急なことがあるのね。

ま、明日は公休だったのでセーフ。

排卵を促す点鼻薬1回目はその場で、2回目は1時間後です。

鼻炎の鼻スプレーと同じ要領でプシューとして吸い込む。

これは問題ないです。

座薬

問題は座薬です。ボルタレン座薬でした。

座薬は排卵を食い止めておく作用があるそうで、点鼻薬で排卵を促しながら座薬で食い止めるというツンデレなやり方です。

で、座薬は明日までに時間指定で4回。

座薬入れるなんて今までしたことがないので「絶対ムリです~!!!」ととっても嫌がると

座薬以外にも注射という選択肢もあるけど、高くて痛い、と。

座薬のほうが同じような効果で、安くて痛くない、と。

、、、しょうがない、座薬選ぶよね。

1回目は

看護師
看護師

早速、入れてきてくれる?

と渡されました・・・。

駄々をこねてなんとか回避したかったけど、出勤の時間も迫っていたので仕方なくトイレへ行き挿入にチャレンジしてみますが、、、できないよね。

だってさ普通に考えて、出てくる器官に異物を入れようとしてるわけよ?

身体の構造的に無理じゃない???

何回も挑戦しましたがことごとく出てきます。

そうよ、これが普通よ。。。。

でもこのままじゃ先に進めないと思い、頑張って奥までやってキュッと締め上げました。

診察室に戻ったら椅子へどうぞと言われましたが、座ったら出てきちゃいそうで立ったまま残りの説明を受けましたね。

最後には採取用のコンテナを渡されます。

午後から仕事だったけど座薬は指定時間に入れなきゃだから、わざと遠い人気のないトイレに行って格闘してきました。

ぶっちゃけデスクに戻って椅子に座れば少し出てきてた気がします。体温で溶けるからね。

下着になにかシート的なものを貼っておくと汚れ防止になると思います。

お会計 17620円也

採卵

Day11 採卵

まず当日朝に旦那さんの検体を採取します。

Aクリニックでは採卵日は朝8:15厳守で行かないといけないの。早っ。

採卵前

クリニックに着いたら受付して検体を提出して、呼ばれるまで待合室で待ちます。

呼ばれたらリカバールームという個室に通されて、術衣に着替えをして必ずトイレを済ませて、また呼ばれるまで待ちます。

この待ってる時間てのがね、超キンチョー!!

どんだけ痛いんだろうとか色々考えちゃうんだけど

kayo
kayo

緊張するのが普通!

だって初めてなんだから!

みんなするの!

ここまで来て止めるわけにいかないし、これが普通の反応!

と、言い聞かせてました。

そうはいっても緊張で手足が冷たくなってくるので、ストレッチとかスクワットとかして呼ばれるのを待ちました。

採卵室にて

順番が来ると採卵室に案内されます。

台に上がり、名前と生年月日を確認。間違いがないよう先生・看護師・培養士さんで唱和して確認してくれます。

じゃ消毒から行きますね~と、これからの手順を説明しながら進めてくれました。

消毒→超音波で位置確認→採卵→止血の順だったと思います。

先生は「モニター見れる?刺すよ~」

とか言ってくれるんだけど

看護師さんも「見た方が後どの位で終わるのか分かるよ~。喋ると力が入るから深呼吸してくださ~い

とか声かけてくれるんだけど

kayo
kayo

刺すとこ見えたら痛いじゃん!!絶対見ない!!きゃあ~~~!!!

・・・と騒いでいるうちに採卵は終わりました。

台に上がってものの数分だったと思います。

最後は出血確認をして止血布を入れておしまい。

つ、疲れた。。。

採卵後

リカバリールームに戻り、着替えて案内を待ちます。

終わってしまえば「やってやれないことはないな」と気が大きくなります。単純♪(笑)

看護師からは下腹部痛の程度や気分不快がないかを確認されます。

大丈夫であればトイレで止血布を抜きます。

これがですね、衝撃、いや、笑撃なんです!!

膣には針を刺した止血用にガーゼが詰め込まれています。

その先端がお股から出ているのでそれを引っ張って抜いていくのですが

長さが結構あります。

イメージとしては運動会などで飾ってある万国旗。

ひっぱると次々と国旗がでてくるかのようにガーゼがどんどん出てきて、膣ってこんなにスペースがあるの??って感じになります。

結構きつく詰め込まれているので少し引っ掛かる箇所もあったりして、引っ張るだけじゃなくお尻の方も動かしながら抜ききります。

トイレから出るとガーゼについている血の量を確認されて、先生の話を待ちます。

先生とお話

採卵結果と精子所見を聞きます。ちゃんと紙に書いて教えてくれます。

今回は自然周期の採卵だったので、採れたのは成熟卵1個。

精子所見は液量と濃度は基準値以上だけど運動率が27%なので、総合すると顕微授精になるだろうとのことでした。

泌尿器科で漢方もらって飲んでるから運動率は少しアップしたのかもしれませんね。

人口授精の次は体外受精だと思ってから、一回目から顕微授精の選択肢が出てきてびっくり。

費用も体外受精の方が安いのですが、あとはもう先生の判断に任せるしかないですね。

てか、やっぱり精子所見ありなのね。。。

明日授精確認をし、できていれば明後日移植しましょうということになりました。

看護看護師とお話

抗生剤が処方されます。

針を刺してるから万が一菌が繁殖してしまわないように内服します。

明日の授精確認は時間が決まっているので忘れないようにと念を押されてお終いです。

お会計 78600円也。

本当にクレジット払いで良かった。

後編に続く。

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